中国人の賃金について
中国の最低賃金は各都市ごとに定められていて、日本みたいに時給いくらではなく月給ベースで決めれらています。
現在、一番高い都市は上海の2480元です。
全国で見ると2000元を上回る都市がいくつかあってそのほかは1000後半くらいです。
1人民元が約15-16円なので3万円くらいといったところでしょうか。日本よりも低いですが、それでも10年前の2倍程度になっています。
前回、中国人の残業代の多さについて書きましたが、残業すると日本よりも多い割増し分がつきます。
1時間当たり
平日残業 50%
休日残業 100%
法定休日 200%
の給与が加算されます。 (法定休日というのは日本でいう祝日の事です。)
仮に給与2,000元の人が毎日2時間、毎週土曜日は10時間働くとします。
稼働日は20日(労働時間は法定の8時間です)とした場合、時給換算ですと12.5元でこの人はの給与は以下のようになります。
2000+(12.5元×2時間×1.5倍×20日)+(12.5元×10時間×2倍×4日)
=2000+750+1000=3750元
となり殆ど倍近くの金額になります。
給料倍もらえるなら残業したくなりますよねっていう精神なんでしょうか。
それでもなお、もっと残業させろという人もいるらしいので不思議なものです。。
勿論みんながみんなというわけではないですが。。
私ならさっさと帰ってゆっくりしたいですね。