コロナ禍における中国出張記④

上海行の機内で出たということであったが、我々一行は陽性者の前後3列より離れた席に座っていたため、「一般接触者」という扱いとされた。すぐに通知文の様な紙が届いたがそこには陽性者の名前が書いてあった。そこまでさらし者にする必要があるかはさておき、座席は離れていても降りてからの検査過程で接触していたかもしれないので少し不安があった。

とはいえ体調も悪くなくじたばたしても仕方がないので2回目のPCR検査が行われる隔離12日まで普通に過ごした。

飲み物が最初に支給されたミネラルウォーターしかなく、日本からも飲み物関連は何も持ってきていないので、WeChatで外部の店から注文できるか試してみた。結果は成功し、果汁100％オレンジジュースが3本手元に届いた。しかし、弁当はホテルで没収されたようで、オレンジジュースの喜びよりもそっちの悲しみのほうが上回ってしまった。

そして隔離12日目のPCR検査は無事陰性（口の粘膜を軽く取られたくらいで1回目に比べてものすごく楽だった）で他にも大きなトラブルもなく2週間の隔離生活を終えた。

宿泊費用・・・7,000元（約10万５千円）14泊

PCR検査費用・・120元（約1,800円）也。以上

続く