コロナ禍における中国出張記⑤

隔離期間をが完了したのが午後4時ころだったので当日の移動ができず（私の勤務地は上海から飛行機でないといけない場所にある）、同じ市内のホテルに宿泊した。その日は今までの隔離期間中の食事でたまったうっぷんを晴らすため、日本料理店に行くことになった。久々に満足のいく食事を堪能した。

翌日は飛行機で勤務地のある都市まで移動し、無事に自宅に到着できたのだが、会社ルールでさらに1週間自宅隔離ということになった。とはいっても買い物くらいは自由にできたのでそこまでの不自由はなかった。ちなみに半年間自宅を放置してた割には部屋はあまり荒れていなかった。

その後は帰国までの2週間の間に行政手続や引っ越しを済ませ、一方で通常の業務をしたりとあわただしい日々を送った。本来であればローカルスタッフと送別会という形で食事をするところだが、コロナが終わっていないということもあり、またいつかやろうねということになった。そのいつかはいつになるのかわからないところではあるが。

こうして帰国の日を迎えることになった。

続く