スーパー凡人の備忘録

健康や仕事に関することを書くつもりです

コロナ禍における中国出張記①

2020年7月下旬、コロナ禍の中同僚(というより先輩や上司にあたる方であるが)数名と中国へ出張に行くことになった。

というのもコロナの影響で1月の春節休暇以降、中国へ戻れず結局帰任までしたのだが中国のアパートの引越や行政手続きを全くしなかったため、一度戻る必要があった。正直戻るのは億劫だったので家の私物は好き勝手していいよって言ってもよかったのだが、それはそれで後々面倒なことになってしまう。

 

中国政府は3月末から入国制限をしており、新たにビザを発給してもらわない限り入国できないことになっていたため、その時点では私のパスポートは入国のための効力はない。

結局、会社や外部業者経由で特別ビザを申請発給しもらう事に成功、さらに取るのが困難な航空チケットも難なく(?)人数分ゲットできたため、何か裏の力が働いているのでないかと思ってしまった。ちなみにこのチケットは片道で15,000元(22-23万円)もしており、平時の5倍は下らない。

 

私の住んでいたのは広東省なのだが、フライトの関係上最初に降り立つのは上海となった。問題は入国後2週間の隔離生活が待っていることだ。幸い同じグループ会社の他の中国拠点の駐在員が先に入国しており、情報を色々提供してくれたのでそれが大いに役立つことになった。

出張が決まってから徐々に準備をし、7月下旬の出張当日を迎えた。

期間は5週間。何が起こるか分からないが、行くしかないと決めた。

(続く)